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dodaとマイナビ徹底比較!効果的な採用ケースを理解し最適な媒体選びを

企業の採用成功を左右するのは、適切な媒体選びにかかっています。
特に「doda」と「マイナビエージェント」はどちらも高い知名度と実績を持つため、選定に悩む採用担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、両社の特徴や機能を比較し、業界や職種ごとの採用課題に合わせた使い分け方まで、実践的な情報を詳しく解説します。

1.dodaとマイナビの特徴と違い・基本情報

dodaとマイナビは、どちらも日本国内で高いシェアを持つ総合型転職サービスですが、採用戦略における役割や強みは異なります。
dodaは求人数の多さと幅広い業種・職種への対応力が特長で、中途採用や即戦力人材の確保に向いています。

一方マイナビは、20代を中心とした若手層に強く、第二新卒や未経験採用に力を入れたい企業に適しています。
自社の採用課題や狙いたいターゲット層によって、選ぶべき媒体は変わってきます。

1-1.dodaの特徴と基本情報

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する国内有数の総合型転職支援サービスです。
ユーザー層の中心は20代後半から30代のビジネスパーソンです。
経験者の応募が多く、職種でいうと営業、エンジニア(IT・機電系)、マーケティング、管理部門など幅広く対応しています。

業種もIT、製造、建設、不動産、医療、流通、金融と多岐にわたり、大企業から中小・ベンチャー企業まで、規模を問わず利用されています。
dodaに掲載できる求人タイプは、正社員・契約社員を中心に、専門職や管理職、未経験者歓迎の求人まで幅広く取り扱っています。
採用企業側がターゲットを絞りやすく、応募者の質にも配慮された設計がされているのが特徴です。

また、応募前に匿名スカウトで接点を持てる機能もあり、効率的に候補者へアプローチすることが可能です。
料金体系は、求人広告型と成果報酬型の2パターンがあります。
広告型では、掲載期間やサイズによって価格が変動し、初期費用が必要です。
業界全体のトレンドを把握したキャリアアドバイザーの支援もあり、媒体単体としてだけでなく、戦略的な採用活動のパートナーとしても活用されています。

1-2.マイナビの特徴と基本情報

マイナビは、株式会社マイナビが運営する総合型の転職支援サービスで、特に若手層をターゲットとした採用活動に強みがあります。
ユーザー層は、キャリア初期段階の若手社会人が中心です。
業種で見るとIT、営業、販売・サービス、事務職などの職種に対する応募が多く、業界においてはメーカー、小売、広告・出版、医療、建設などに強みがあります。

特に「未経験OK」「第二新卒歓迎」といった条件の求人を探しているユーザーが多く、企業側が若手人材を採用したい場合に適しています。
求人タイプは、正社員を中心に、契約社員・紹介予定派遣なども対応可能です。
掲載内容には求職者向けのサポート情報や転職ノウハウの提示が義務付けられており、応募者が安心してエントリーしやすい構成となっています。

また、媒体としての信頼性も高く、初めての転職活動をおこなう層から特に支持を受けています。
料金体系は求人広告型の場合、掲載プラン(サイズや期間)によって料金が設定されており、他媒体と比べて比較的リーズナブルです。
採用活動の初期段階で応募者との接点をつくりたい企業にとっては、扱いやすく実用性の高いプラットフォームといえるでしょう。

1-3.一目でわかる!dodaとマイナビの違い比較表

転職サービスを比較する際には、個別の特徴だけでなく、要点を表形式で把握することが効率的です。
ここでは、dodaとマイナビの主要な違いを一覧にまとめました。

比較項目dodaマイナビ
運営会社パーソルキャリア株式会社株式会社マイナビ
主なユーザー層20代後半〜30代の経験者層20代前半〜30代前半の若手・第二新卒層
得意な職種・業種IT、営業、製造、コンサル、技術系など広範営業、事務、IT、販売・サービス系など
対応地域全国(地方・都市部ともに対応)全国(特に都市部・若年層に強み)
求人掲載タイプ正社員・契約社員・管理職・未経験も対応正社員・契約社員・第二新卒・未経験に強み
スカウト機能有(匿名スカウトあり)有(マイナビ転職・マイナビエージェント両方)
掲載プラン(広告)期間型/原稿サイズ別プラン期間型/原稿サイズ別プラン
紹介サービス有(成果報酬型)有(成果報酬型)
応募効果の傾向ボリューム重視・幅広い応募を集めやすい若手ターゲットに精度高くアプローチ可能
サポート体制専任担当が伴走/セミナー・診断機能も充実書類添削・面接対策など初転職向け支援に特化
掲載までのスピード比較的早い(即日〜数日)比較的早い(1週間程度が目安)

自社の採用方針やターゲット層と照らし合わせて、どちらの媒体がより適しているか判断する材料としてご活用ください。

2.採用担当者が知るべき!dodaとマイナビの効果的な採用ケース

媒体選定を成功させる鍵は、「どちらが優れているか」ではなく「自社の採用課題にどちらがマッチするか」を見極めることです。
ここでは、実際の採用現場でどのような場面で成果が出やすいかを解説します。

2-1.dodaが特に効果的な採用ケース

dodaは、特に経験者を即戦力として採用したい場面に強みを発揮します。
対象となる業界は、IT、メーカー、建設、不動産、コンサルティング業界など幅広く、職種で言えば営業職、エンジニア、企画・管理系などにおいて実績が豊富です。「ある程度の経験やスキルを持った人材をスピーディに確保したい」という企業のニーズにマッチしています。

ある不動産テック企業では、新規事業立ち上げに伴い営業職5名を短期間で採用する必要がありました。
その際dodaを活用し、求人広告とスカウト機能を組み合わせて運用した結果、3週間で25件の応募があり、そのうち8名が面接に進み、最終的に5名の採用を実現しました。
特にスカウト経由の応募はマッチ度が高く、歩留まりの良さにもつながりました。

このように、dodaは「採用スピード」と「応募数」を両立したい場面で特に有効で、工数削減と採用成功の両立を目指す企業にとって心強い存在です。

2-2.マイナビが特に効果的な採用ケース

マイナビは、20代〜30代前半の若手人材を対象とした採用において高い効果を発揮します。
特に、第二新卒や未経験者を育成前提で迎え入れたい企業にとっては、マイナビが最適です。
業種では、教育、福祉、販売、小売、ITベンチャーなど、若手の柔軟性や人柄を重視する職場との親和性が高くなっています。

実際に、ある中堅の福祉法人では、介護職の若手人材を年間10名採用する計画がありました。
従来はハローワーク中心の採用活動で応募が集まらず苦戦していましたが、マイナビ転職とマイナビエージェントを併用したことで20代前半の応募者を獲得。
丁寧な書類添削と面接対策を受けた求職者が多く、採用後の定着率も前年比30%アップという成果を上げました。

マイナビは「はじめての転職」ユーザーを多数抱えています。
これは、企業側としても前提知識の少ない層に対して丁寧な情報提供をおこないやすいという利点があります。
マイナビは「若手採用」「ポテンシャル重視」「定着率を高めたい」といった課題を持つ企業にとって、再現性のある成果が出やすい媒体です。

2-3.採用担当者の声から見る“dodaとマイナビ” 両社の評判

実際にdodaやマイナビを使った担当者の声は、媒体選びにおいて非常に有益な判断材料になります。
dodaは、「応募者数が多く、募集開始直後に大量の応募が集まる」「幅広い業種・職種で対応できる」というポジティブな声が多く寄せられています。
IT業界の採用担当者からは、「スカウト経由の応募が質・量ともに優れていた」といった声もありました。

マイナビに関しては、「サポートが非常に丁寧で、エージェントの対応に安心感がある」「若手人材の応募が多く、育成前提の採用に向いている」といった評価が目立ちます。
ある販売業の担当者は「初めての中途採用だったが、マイナビのサポートのおかげで無事に2名採用できた」と話しており、採用経験の浅い企業にも扱いやすい媒体であることが伺えます。

さらに、運用面では「dodaはスピード重視」「マイナビは丁寧な対応と安定した質」という使い分けが有効だという意見が複数見られました。
両社ともにツールの機能面では申し分ありませんが、目的に応じてどちらを主軸に据えるかで成果は大きく変わってきます。

3.採用成功率を高める!dodaとマイナビの活用術

採用の成果を最大化するには、媒体の特性を正しく理解し、目的に応じた運用をおこなうことが欠かせません。
ここでは、採用成功率を高めるための両媒体の活用術について、実務視点で具体的に解説していきます。

3-1.dodaとマイナビの効果的な併用戦略

dodaとマイナビはそれぞれ異なる強みを持っており、うまく併用することで採用活動の成果を大きく高めることが可能です。
dodaは即戦力や中堅層の採用に強く、幅広い職種・業種の経験者をスピーディに集める力があります。

一方、マイナビは20代前半〜30代前半の若手を中心に、未経験者や第二新卒層の応募獲得に優れているため、将来性のある人材を育成前提で採用する場面で効果を発揮します。
併用のポイントは、「ポジションごとの媒体最適化」と「応募経路の分散」です。

たとえば、営業やITエンジニアなど即戦力が必要な職種はdodaに予算の6割〜7割を充て、一方で未経験可の事務職や販売職などはマイナビを中心に3割〜4割の予算配分とすることで、費用対効果を高めることができます。
最初から併用を前提に設計することで、リスク分散だけでなく、応募の質と量を両立できる安定した採用体制を築くことができます。

3-2.採用担当必見!dodaとマイナビの媒体別の攻略テクニック

dodaでは、検索にヒットしやすいキーワード設計が非常に重要です。
求職者は「スキル名」や「年収」「働き方」でフィルタリングしているため、求人原稿の冒頭やタイトルに具体的な条件や魅力を盛り込むことが効果的です。
また、スカウト機能を活用して、特定条件にマッチした求職者へ個別にアプローチすることで、応募獲得率が大きく向上します。文面はテンプレートだけに頼らず、職種ごとにカスタマイズするのがポイントです。

一方、マイナビは若手層が中心であるため、キャリア支援や職場環境の安心感を重視する傾向があります。
原稿作成では、「教育制度」「定着率」「働きやすさ」といったソフト面の訴求が効果を発揮します。

また、マイナビエージェントを併用することで、事前に選考対策を受けた応募者が送られてくるため、面接の質が上がり、内定後の辞退率も低く抑えられる傾向があります。
このように、両者の使い分けを明確にすることで採用効果を飛躍的に高めることが可能です。

4.まとめ

dodaとマイナビは、それぞれ異なる強みを持つ転職支援サービスです。
採用ターゲットや職種、業界によって使い分けることで高い効果を発揮します。
対して、dodaは即戦力や経験者をスピーディに採用したい企業に適しており、マイナビは若手や未経験層のポテンシャル採用に強みがあります。

媒体ごとの特性を理解し、原稿作成やスカウト運用をおこなうことで、採用成功率を着実に高めることが可能です。
最終的には「誰を採用したいか」に合わせた採用計画がカギとなります。

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この記事を書いた人

Noriko Fukao
求人広告、採用代行、SNS採用など、採用に携わる仕事をしています。